内鍵のドアガードは防犯性が低いので要注意

内鍵のドアガードの防犯性は高くありません！

マンション、アパートの玄関ならあって当たり前の玄関扉のドアガード（Ｕ字ロック）、これも内鍵のひとつではありますが、実は防犯用ではなくセールスマン対策用だということをご存知ですか？

多くの方が、ドアガードのみのロックで安心してしまいがちで、例えば夏場の暑い時期など風通しを良くするためにドアガードで扉を半開きにしているご家庭もありますが、防犯面では注意しなくてはなりません。というのも、ドアガードはいとも簡単に開けられてしまいます。間違った認識のままでいるご家庭に空き巣や不法侵入者を招き入れてしまう恐れがあります。

ドアチェーンも同様に手口を知っている悪意ある人間ならいとも簡単に開けられてしまうので、こうした内鍵の予備知識を持っておくだけでも大切な家財を守り、犯罪に巻き込まれないための対策ができるのです。

ドアガードの本来の使い方って？

ドアガードやドアチェーンは、10cmほど開いたドアがそれ以上開くことのないよう設計され玄関扉に取り付けられています。これはセールスマンや訪問者が来た時に、プライバシーを守りながら応対したり確認するための目的用であるため、防犯性を備えた内鍵というわけではありません。

ドアガードの種類は様々で、ドアロック、ドアバー、アームロック、チェーンタイプとたくさんの種類がありますが、用途が用途なだけに、Ｕ字ロックやドアチェーンは特別な道具を使わなくとも、簡単にロック解除できてしまう特性があります。また、閉めるつもりがなくても勝手にドアガードがかかってしまうなどのトラブルも少なくないです。

最近のドアガードやドアチェーンであれば、操作性・耐久性・利便性に優れたものも出てきていますが、それでも本錠や補助錠などの内鍵に比べたら防犯力は低いですので、ドアガードは一時的な使用だけにすることをお薦めします。

内鍵で防犯性を高めるためには？

ドアガードに防犯性を求めるのではなく、本錠＋補助錠での防犯性を高めていくようにしてください。ワンドア・ツーロックというキーワードを耳にしたことがあるかもしれませんが、住宅やオフィスなどの不審者侵入を防ぐ効果的な手法としては、ひとつの扉に対してふたつ以上の鍵を取り付けることです。

内鍵の補助錠を設置するだけで、防犯力は格段に向上します。空き巣や不法侵入者は、侵入するのに時間がかかることを嫌うと言われていますから、鍵が複数ある家は狙われにくくなるのです。

当社には防犯性の高い補助錠、リーズナブルな補助錠と、お客様のニーズに合った内鍵製品を種類豊富に取り揃えてあります。また内鍵等の修理や交換、取付依頼にも精通しておりますので、内鍵の見直しの際にはぜひお声がけください。